TRPGオタの俺が女子高の文芸部の顧問になって困達とセッションするハーレムラノベ キャラ紹介編
トレーラー
石川町の名門女子校、私立百合丘高校。
TRPGオタクの新任教師、十文字ゴローは文芸部の面々と、ひょんな事からTRPGをやることになる。
ところが、この面々、予想以上に「困ったちゃん」で……!?
平成の終わり、俺は女学生達とTRPGをしていた。
TRPGハーレムライトノベル「TRPGオタクの俺が女子高の新任教師になって困達とセッションするハーレムラノベ」
MKPだけは勘弁な!
キャラクター紹介
キャラクター① 新任教師 十文字ゴロー
貴方はTRPG好きの新任の先生だ。
顧問をやることになった文芸部の面々と、あなたはTRPGをやることになった。
あなたの目標は「いい先生になること」だ。
「じゃあキャラクター紹介行きます。キャラクター名は十文字ゴロー、設定年齢22歳。私立百合丘高校の新任教師です。教員不足で女子校に就職することになりました。奨学金とモンペと雑務と戦うプロレタリアートです。シーンに出てないときは多分だいたい雑務こなしてると思ってください」
「エロ漫画の導入並に雑な割にほんのり社会問題に切り込んでく感じですね」
「それでいいのか百合丘」
「世相だししょうがない。昔は名門だったけど今は少子化とかで落ち目なんでしょ多分」
「世知辛いのじゃ~」
「いわゆるTRPGオタクですが、何かを具体的になせるほど積み上げてきたわけではないです。同人誌出したりとかはしてない半端ヤローです」
「読む専ですね。そういう生き方もあるとは思いますよ?」
「まあ、そうなんでしょうけどね。何者かになりたい気持ちも捨てきれてない感じです」
「なるほど。システム的にはどの辺を?」
「SNE・FEAR・冒企一応一通り触ってはいたはずですが、一番ベースになってるのはダブルクロスだと思います。ただ、最先端にはもう追いつけてないですね。供給過剰すぎて」
「今もう同人系とかすごいですもんね」
「なるほど。ちなみに扱う教科は何ですか?」
「一応現国の予定ですが、扱う科目数が増えるかもしれません。教員不足で」
「えぇ……」
キャラクター② 『吟遊』白鳥 月子
貴女は何かしらの『創作者』になりたい。
だが結局、あなたは一歩を踏み出せずにいる。
まあそれはそれとして、貴女の学校に新しい先生が入ってきた。きっと素敵な殿方だ。
あなたの目標は「先生と仲良くなる」ことだ。
「白鳥月子です。百合丘高校1年。15歳の女子高生。文芸部部長ですわ」
「文芸部……漫画とアニメとゲームの中でしか見ない謎の部活ですね」
「あふれ出るお嬢様ネーム感」
「困ったちゃんのベースは『吟遊』です」
「吟遊詩人、いわゆる『一本道しか認めてくれないGMスタイル』の蔑称ですね」
「はい。基本的には品のいいお嬢様という感じですが、妄想癖が激しくテンション高く突っ走っていく感じで行けたらいいなと思います」
「……人間性としては、あんまりよくないのでは」
「そこはまあ、困ったちゃんですから。一応、将来の夢は小説家です。でも結局、ものにならない設定遊びを頭の中でやっているだけって感じですわ」
「ワナビあるあるですね」
「あとは十文字先生のことをお慕いしている方向で行きますわ!憧れの年上の先生!目指せ禁断の恋!」
「えぇ……」
「懲戒免職不可避」
貴女は内気な女の子だ。
喋ることがあまり得意ではない。
だが、たまには物寂しさを感じることもある。
貴女の目標は「新しい友人を作ること」だ
「……藍沢小雪……困ったちゃんのタイプは、『地蔵』」
「いわゆる『喋らないプレイヤー』ですね」
「……そう。無口キャラ。月子とは、昔から仲良し設定」
「テンション高いのと低いのでコントラストですわね」
「……文学少女のフリしてるけど、実はラノベが、好き。昔の、読み漁ってる」
「……実際、長門は、イメージベースの一つ」
「今長門って言ったらもう多分艦これだよね。もはや艦これも怪しいけど」
「FGO警察全盛期だからね。次は何が来るんだろうか」
「ソシャゲ雑談はその辺で。他に何か紹介しておきたいことは?」
「……今は、これで大丈夫」
貴女は最近、TRPGという遊びを知った。
なんだかよく分からないけど、いろいろ好き勝手できて面白そうだ。
貴女の目標は『TRPGをプレイして楽しく遊ぶ』である。
「山吹ふわりでーす。JK、困のタイプは『ルーニー』だよ」
「ふわり…りあむよりは現実的か…?」
「いわゆる『ゲーム的な有利さを無視して突飛な行動をするプレイヤー』ですね」
「なんか最近ー、TRPGってのが流行ってんじゃん?でもおこづかい少なくてルルブ買えなくてさぁ。でさぁ、そこにちょうどいいのが入ってきたわけよ。ね」
「『ちょうどいいの』扱いである、俺」
「うわぁこれはTRPG=CoC認識ですねえ間違いない」
「ルルブ不所持問題にも踏み込んでいくんでいくのか…」
「んなかんじで、ラッキー、みたいな。そんな感じで。よろしくぅ!」
貴方はゲームマニアだ。どんな勝負であろうとも、負けたくない。
TRPG、初めて聞くゲームだが、ゲームと聞いて、やらないわけにはいかない。
貴女の目標は「TRPGで勝利する」ことだ
「じゃ、オチ担当よろしく」
「最後のPC紹介をオチ担当みたいにいうのやめてください(笑う)えー、多須花凛です。困のアーキタイプは『和マンチ』です」
「『データガチ勢』ですね。mtgで言うところの『スパイク』」
「『洋マンチ』が自己中で、『和マンチ』がガチ厨だっけ?」
「極端に言えばそうだと思います。効率厨なので人当りはあまりよくないかもしれません。成績は良い方だと思います」
「どうせなら学年トップとかにしちゃいなよ」
「では、それで行きましょう。ゲームの時間確保のために勉強は速攻で終わらせる感じで」
「RTAですね」
「いいえ、TASです。戦闘スタイルは『不確定要素を潰していく』のが好きです」
「固定値信者だ!」
「ダイス運悪いもんね」
「うるさいですね……そんな感じです、よろしくお願いします」