コボルドの隠れ里

多分TRPGの話とかします

ゲムマ2018春レビュー前篇 アニマーレ・タッティカ 毒の王冠  sail to Indiaなど

久しぶりだな とうとう社会人になっちまってクソブラック で働いてるせいで暇がほとんどないが、ゴールデンウィークは何とか帰ってこれたので久しぶりに記事を書いてみることにしたぞ。

関東圏の TRPG プレイヤーがほとんど浜っコンの方に行ってたみたいだが、俺はなぜか流れに逆らって予定もないんで一人でふらっと孤独のゲームマーケット1日目の方に行ってみたぞ!今回は特別編と題してゲームマーケットで買ったり遊んだり気になったりしたゲームのレビューをしていきたいと思うぞ。

多くの TRPG プレイヤーは二日目の方に参加することが多いと思うが良ければ参考にしてくれ。まあ土曜日限定のものもいっぱいあるんだがな

GEAR 11/アニマーレ・タッティカ

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まず一本目は売り子のお姉ちゃんのハニトラに捕まって試遊卓に連れてこられたカワサキファクトリーさんのGEAR 11とアニマーレ・タッティカだ。

新作のGEAR11は1-5の2セットの10個の牌を使っていろんなゲームが遊べるっちゅうシロモンだ。売り子のお姉さんと延々遊んでたが個人的には麻雀みたいなやつが一番面白かったぞ。カード版と牌版があったようだが牌版は人気ですぐ売り切れちまったみてえだな。

アニマーレ・タッティカの方はめっちゃかわいい動物のイラストの変形大富豪みたいなゲームだった。見た目の可愛さの割には割と硬派なゲームだったぞ。2-4人用だ。(おすすめは2人だそうだ。)基礎ルールは大富豪に近いし見た目もかわいいしオタクではないボドゲ初心者女子にもとっつきやすそうだな。こっちは買ったぞ。

ブックメイカー

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次はオオツカ製作さんの「ブックメイカーズ」だ。架空の少年漫画のトーナメント編の結果を予想するっつーゲームだ。前々から気になってはいたが普通にパケ買いだなこんなん買うしかねえだろ

ゲームとしての性質はキャメルアップとかのパトロンゲーに近いみたいだ。遊んではないんでどういうゲームなのかはイマイチわからんが大塚先生曰く「ギリギリカレーよりも面白く作ってある」とのことだ。個人的にはジャンプ系単行本を模したサマリーが人数分あるのが高得点だ。

 

kittys(キティズ)

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17年のゲムマ優秀作品賞・キッズ賞をダブル受賞したキティズも長いものに巻かれるように買ってきたぞ。俺は賞に弱い。あとかわいいどうぶつにも弱い

基本的にはプレイヤーは猫で餌場に行くんだが、ボス猫のプレイヤーよりいい餌場に行かないようにするみたいな感じのゲームだ。

ゲーム性も普通に優秀そうだが、一番のウリはなんといっても「イラストがきゃわいい」ことだそうだ。俺は7番のカフェのステッカーをもらってきたぞ。

ボドゲの基本のトリックテイキングとバッティングっぽい部分と子供でも分かるシンプルさにまとめ上げ猫のかわいさで包み込んだ一品って感じだ。遊んでないからこの評価があってんのかわかんないけど。

 

毒の王冠

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中世のヨーロッパの芸術のアレ的なパッケージが目を引く正体隠匿ゲーだ。王位継承権所持者であるプレイヤー達が引退間近の王の暗殺を巡り権謀術数を繰り広げるみてえなゲームだ。

ダークでシンプルでシャレオツな雰囲気がなかなかいいな。人狼ライクは薔薇と髑髏とかレジスタンスとかいろいろあるがこれはかなり好きな部類だ。

残念ながら絶版らしく再販待ちらしいが、普通に1300円なら余裕で買いだ。


REVONS CODE(レヴォンズコード)

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次元チャリ愛好会さんの2人用LCGだ。
MTGかシャドバかハース経験者なら3分で大まかな説明が終わる。システムとしてはシャドバに近いがインスタントもあったりマジックっぽくもある。盤面に管理するリソースが多く全体的に結構派手だな。サークルさん曰く「手札事故が極力起きないようなシステムにした」そうだ。
TCGをプレイする感覚で遊べるので楽しいな。
1デッキでも遊べるし2デッキでも遊べるぞ。
月イチで大会も開いているそうなので興味があったらディスコード鯖に訪れるといいだろう。

サムライブレイドTRPG/冒険企画局

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毎度お世話になっております冒険企画局の同人コラボの新作、サムライブレイドTRPGも今日のゲムマで先行販売だ。めっちゃ人気だったみたいだぞ。クラヤミクラインに続いて同人ブームだな。

世界観はビガミの退魔編っぽい感じでサイフィクだそうだ。ブレイドという武器で妖魔を討つ的な和風なダブルクロスというか異能使いというかいい意味でFEARゲーっぽい感じだ。

あいにく金が足りずに今回は見送ったが判定方法のルールを聞いた限り普通にやったら絶対気持ちいいヤツだから間違いねえだろう。

「TRPGはクトゥルフしか知らない」みたいなプレイヤーにやらせても好評だったみてえだ。PCが普通に強いしそういう層が求めてそうなクトゥルフ2015的和風伝奇ニッチも満たしてそうだ。若干脳汁出すぎそうだが

遊ぶ機会があれば普通に買うし単品レビュー記事書くから立ててくれ。

後は冒企の雑誌も創刊されたみたいだぞ。

LIFE~それぞれの人生~

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試遊卓のブースの方々が全員スーツ圧倒的な意識の高さを伺わせた竜刃さんの一般ピープルにもウケが良さそうな「街コロ」的な方向性のガワのゲームだ。

ダイスを振りながらいろんな経験のカードを集めていき勝利点を集めた人が夢を叶えて勝ちというゲームだ。人脈も広げたりするぞ。(カタンの発展カードだな。)

ゲームとしては知ってる中じゃなんとなく「宝石のきらめき」あたりに近いように感じたな。結構面白かったぞ

ゲームの終わりに今までの人生を振り返って大喜利するのがこのゲームの一番面白いとこかもしれねえな。汗と涙で夢は叶う!!!圧倒的成長!!!

sail to India(セイルトゥインディア)

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今回の最後はボドゲカフェぶんぶんさんのセイルトゥインディアだ。

ボドゲの王道題材の歴史もので15-16世紀のポルトガル貿易商人がインド目指してグランドラインを突き進む!世はまさに大航海時代みたいな感じのゲームだ。

元はインディーズゲームだったのをブラッシュアップしたものだそうだ。

いわゆるワーカープレイスメント+レースだな。プレイ感覚はもうちょっと遊びやすくなったナショナルエコノミーって感じだ。

面白いのは勝利点やら金などのリソース管理にもワーカーを配置しなければならないところだな。

パッケージはコンパクトだが普通に結構重めなのでじっくり遊べるぞ。買った。

ぶんぶんさんはグッズやぬいぐるみを作ったみたいなので購入者には店舗で特典ありみたいな話もしてたぞ。よく行く人は買ってみたらいいんじゃないだろうか。

 

つーわけで、後篇に続くぞ。って言っても個人的に一番気に入ったのについて延々書くだけだがな。